篠原寺めぐり
本堂
ご本尊「釈迦牟尼如来」に手を合わせれば、ご本尊の穏やかな表情に心温まることでしょう。また同町出身の画家が描いた天井絵もゆっくりと御覧ください。
願掛け地蔵
健康長寿、家庭円満、良縁祈願、学力向上などそれぞれの想いを込めて…。
お地蔵様がきっと何か語り掛けてくれることでしょう。
魚籃観音
魚籃(ぎょらん)観音は別名「大漁地蔵」とも呼ばれます。高さ63㎝の丸彫りで台座の上で穏やかなお顔立ちで立たれていらっしゃるお姿は高さ63㎝。左手に篭を捧げた姿の観音様は全国で17か所にしかない数少ない仏像の一つです。台座には元文5庚申秋吉日と銘文が刻まれていることから、1740年江戸時代、徳川吉宗時代に造られたようです。漁師の海上安全のシンボルとして、また不漁のときには大漁願いとして多くの人々の信仰を集めてきました。
マキの木
篠原寺のマキは、篠原地区に多く見られる風よけとして設置したマキ囲いが、300年以上の時を経てたくましく成長し大木になったものです。
夏の暑い日に木陰に佇めば、心地よい風が心を癒やしてくれます。